HPVワクチンの積極的勧奨が再開!
11月26日、厚労省が各自治体に通知を発出し、2013年6月に発出したHPVワクチンの積極的勧奨差し控えの通知を同日付で廃止。2022年4月から順次積極的勧奨の再開をすることを通知しました。
中野区では、2020年10月、2021年1月の厚労省通知をもって個別通知も送っていましたが、個別通知の中に予診票を同封することが出来るため、HPVワクチン接種のすべての対象者に情報をお届けすることができるようになります。
年間約10000人が子宮頸がんに罹患し、約3000人が命を落としています。この外側には、子宮頸がん検診で前がん病変が見つかった方々もいらっしゃいます。定期的な検診に通い、いつ子宮頸がんに進行してしまうのではないかと不安を抱えていらっしゃいます。子宮頸がんに罹患すると、円錐切除という手術を受けたことにより、不妊になってしまったり、妊娠をすることができても切迫早産で絶対安静になってしまう方もいます。後遺症などでQOLに多大な影響も与えています。
ワクチンによる副反応疑いの事例が大々的に報道されました。名古屋スタディなど、後年のさまざまな研究により、報道された症状はワクチンとの因果関係がなかったとされています。一方で、あのような症状が出てしまった少女たちは、適切な医療につなげていくべきでしたし、今後も診療体制の充実は重要です。
通知では、準備が出来た自治体は2022年4月を待たずとも、積極的勧奨の再開が出来ることと記載されています。中野区でも早い時期に再開ができるよう、行政と密に情報交換をしていきたいと思います。
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