インターン日記「本気で考えた2か月 政治のこと、地元のこと、将来のこと」山内健輔
僕は投票権が早く欲しくてうずうずしている人間なのですが、世の中では珍しいらしい。投票権を手にしても棄権する若者がすごく多いらしい。それもそうだろうに、僕たちには政治にかかわる機会があまりに少なく、「政治」や「政治家」というものの姿が見えないから、正直よくわからない。
そんな若者に政治の現場を見てもらおうと、大学生の僕たちと本気で向き合ってくれたのが中村延子議員でした。インターン中にお会いした他の自治体の議員さんも本気で僕たちの話を聞いてくれました。僕たちが調べた政策を本気で聞いてくれました。本気で質問してくれました。本気で追求してくれました。
地域の方にビラをお渡しすると、「もらうだけもらってあげるけど、関係ないわよ。」なんてことはしょっちゅう。人々の間に蔓延する政治へのアレルギー反応は想像以上に根深かいものでした。でも、インターン中に出会った議員さんを見ていると、このアレルギーは治療可能なものだと思うのです。地域の抱える課題に本気で悩み、本気で怒り、本気で解決しようとする、決して自分の成果として自慢するためではない、と熱く話してくださった中村延子議員や、冒頭述べたインターン中にお会いした他の自治体の議員さんのような政治家が増えたとき、その時がこの国の人々の奥底にまで蔓延している政治アレルギーが治るときなのではないかと思います。
僕の卒業した高校のスクールモットーは「Only one for others(他者のために生きる個人)」でした。卒業以来、人生の指針にしている言葉です。将来は他者のために役立つ仕事がしたい、そう思っています。今回インターンを経験してみて思ったことは、政治家は「他者のため」の究極的な仕事だということです。政治家になるには、お金も必要だし、選挙に出るためにそれまでの仕事も辞めなければならない。ある種、その時々の風向きも大切。やりたいと思って誰でもできる環境が整っているとは言えないかもしれません。どんな道に進むかはわからないけれど、僕の育ったこの中野の街で、他者のために仕事がしたい、中野を支える力になりたいと強く感じた2か月でした。幅広い選択肢を残して、将来のために今は力を蓄える時期だと思い、様々な経験を積み、様々な人と出会い、様々なことを勉強していきたいと思います。
中野が抱える課題を教えて頂きました。
中野区議会の種々相を教えて頂きました。
他の自治体の議員や都議会議員、国会議員の方との出会いを与えて頂きました。
2か月の間お世話になりました中村延子議員、インターン中に出会ったすべての皆様に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
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