平成26年第一回定例会が始まりました。
本日、2月17日から中野区議会平成26年第一回定例会が始まりました。
この定例会では、議案や所管事項の報告の他、平成26年度予算案も審議されます。
また、この定例会は6月1日告示の中野区長選挙前、最後の定例会になります。
本日、区議会で区長が所信表明を行いましたが、その中で、なんと!4期目の選挙に出馬をするとの決意を表明されました。
田中大輔区長は、12年前の初当選の選挙で、「2期8年」という公約のもと当選されました。たった500票差の当選でした。
その後、中野区自治基本条例を制定し、その中の第7条2項で、「活力ある区政運営を実現するため、区長の職にある者は、連続して3期(各任期における在任期間が4年に満たない場合もこれを1期とする。)を超えて在任しないよう努めるものとする。」と定めています。つまり、3期12年で立候補を自粛するべきという内容になっています。
まず、ご自身の公約は4年前に破られています。さらに、ご自身で制定した条例を「熟慮した結果」破られる、というのはハチャメチャです。コンプライアンスを守れない区長に「責任」なんていう言葉を使っていただきたくないですし、そもそも熟慮しないために多選自粛条例を制定したはずです。もし選挙に出られるというのであれば、条例の第7条2項を改正すべきです。
12年前というと、多くの自治体で多選自粛の議論がされ、全国の多くの自治体で条例が制定されています。
全国初のこんなとんでもない事態は許されるべきではないですし、とんでもない前例を作ってはいけないと考えます。
この件に関しては、19日および20日の本会議で民主党議員団を代表して酒井たくや幹事長と佐伯利昭区議が一般質問で取り上げる予定です。他会派の議員も取り上げられることが予想されます。是非、ご注目ください。
下記、本日区長が述べられた所信表明から抜粋させていただきます。
「しかし、今申し上げたことも含め、手がけてきた事業や構想は多くが道半ばであることも確かであります。新たな時代とともにさまざまな課題も出てきています。
大きく時代が変化し、官民挙げて持続可能な社会をつくるための大きな仕事に取り組まなければならない時代にあって、自治体もまた、立ち止まったり、後戻りすることは許されない現状であります。
私は3期目の任期の終わりが近づく中、これまで出来たこと、出来なかったこと、そして今後も取り組まなければならないことを熟慮いたしました。中野区自治基本条例の多選自粛規定についても深く考えたところです。立候補の自由を制限するものでないとの明文の規定があるとはいえ、3期を超えて在任しないよう努力するべきとの規定は重いものがあります。
また、一方で共に区政を支えてきてくれた多くの区民の皆さまからいただいた、区政の歩みを止めるべきでない、道半ばの仕事は責任を持って全うするべきとのご要請もまた、私にとって重いものでありました。
さまざまに考慮をした結果として、私は引き続き区政に責任を果たすべきであるとの思いに立ち至りました。いずれにしても区民が決することであり、区政に強い思いと責任を感じている私としては、何よりも仕事を優先して行動をするのが最も誠実な道であると考えたところです。」
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